子どもの英語学習、いつからスタートしたらいいか迷いませんか?
「早い方がいい」、「早過ぎるのは良くない」など、いろいろな情報があり、私も迷いました。
そこでまず、わが家の英語学習の目的を考えることにしました。
次に、その目的のためにどう勉強するのか、方法、時間、場所などを整理しました。
それを元に、子ども一人一人に合わせた自宅学習の計画と実践を今も続けた結果です。
娘(コツコツ続ける型)…高1で英検2級(高校卒業程度のレベル)に合格
息子(長い時間座って勉強できない型)…小5で中1教科書のリーディングを終了
英語学習のスタートと小学生で勉強した内容を詳しく紹介したいと思います。
英語学習をはじめる前に考えておきたいこと。
まずは子どもが英語を学ぶ目的を考えましょう。
目的によって、スタート時期も、かけるお金も、日々の勉強内容も変わってきます。
ここでは、わが家の英語学習の目的を例にご覧ください。
・できれば国公立大学を目指せる英語力をつける。
・英語ペラペラのネイティブになる必要はない。
・英語の上達に見合う教育費に抑えたい。
また、学習塾や家庭教師の経験から感じていたことがあります。
・英語学習は毎日続けることが、どの教科よりも大切。
・学習レベル、目的に合わせた良質な参考書が豊富。
・小学校でアルファベットを習った後からの英語学習スタートは遅くない。
これらのことに加えて、娘と息子は小学生の時点で、集団学習で多くを学ぶタイプでなありませんでした。
みなさんも、お子さんの長所と短所に気づかれていると思います。
日々続けられ自信がつく状況を設定していきましょう。
わが家では、娘は小6から、息子は小2から、毎日コツコツ自宅の英語学習をスタートすることにしました。
小学生が学ぶ英語の5ステップ+α
ステップ1. おすすめ英語無料アプリ【3選】で習慣化
本人にとって気軽に楽しめる英語の無料アプリをひとつ見つけてください。
見つかったら、毎日そのアプリから英語の勉強をスタートしましょう。
ただアプリによっては時間がかかるものもあるので、その場合は英語の勉強の最後にするのがオススメです。
これまで、使ってよかったと思うアプリです。
ステップ2. フォニックスは学年が低いほど大事
フォニックスという言葉を聞いたことはありますか?
「ABC」はアルファベット読みで「エービーシー」と発音します。
しかし、これは英単語の発音では使わず、「ア、ブ、ク」と発音します。
この発音がフォニックスですが、様々なルールがあります。
アメリカの小学校に入学すると、日本の「あいうえお」のように勉強します。
日本でも英語学習の導入部分で学習するフォニックスですが、習得するほどの時間がありません。
英語学習の学年が低いほど、フォニックスを学ぶことがリーディングの近道になります。
これまで、学習に役立ったフォニックスの本です。
ステップ3. 英語絵本で発音を楽しもう
フォニックスを学んだ次のステップは、英語絵本のリーディングです。
絵を楽しみながら、フォニックスを使って短い文を読む練習です。
フォニックスのルールから外れた発音もあるので、CD付がおすすめです。
何回も繰り返し読んで楽しめます。
ステップ4.ドリルで基本を押さえる
ステップ③ 英語絵本で発音を楽しみつつ、ライティングの練習も進めます。
このジャンルのドリルは似たようなものが色々あるので、おすすめ以外の好きなものでも気に入ったものを選んでください。
ドリルによってはシリーズ1冊目は簡単すぎて必要ないかもしれません。
ステップ5. 中学校の教科書ほど考えられた教材はない
中学校の教科書は、中学生で学ばなければいけない単語、文法、表現が効率よく盛り込まれています。
徐々に難易度が上がっていく構成、中学生を退屈にさせない工夫、と練りに練られています。
複数の出版社の教科書があるので、進学する中学校で使用しない教科書を選んでリーディングするのがおすすめです。
進学先の教科書が「NEW CROWN」なら「NEW HORIZON」の教科書とCD付教科書ガイドを購入して正確な発音や単語、文の意味も必要であれば参照しながらリーディングする方法です。
+ α
プラスαとは、何でもいいから好きな英語を楽しむことです。
好きな音楽の歌詞でも
好きな映画のセリフでも
好きなスポーツのルールの英語解説でも
今はYouTubeで英語字幕が自動生成されたり、DVDで英語の映画を英語字幕で見ることができたり、と可能性がいっぱいです。
わが家では、YouTubeで見つけた英語の早口言葉やCDでミュージカルの歌を楽しんでいます。
中学生になるとテストや部活に追われて時間がとれなくなると思います。
小学生の今がチャンスです!!!