「子どもが国語の文章読解が苦手で…どうしたらいいの?」という悩みはありませんか?
中学で国語が得意科目になった娘ですが、小学3・4年ではテストの点が悪くて困っていました。
国語のテストには、文章読解と漢字の部分がありますが、娘は両方とも苦手でした。
しかし、5年生からそれぞれ自分に合う勉強法に取り組んだところ、中学では国語が得意科目になりました。
今回は文章読解の勉強法について振り返ります。
読書量と文章読解力は関係ある?
「国語が得意になるには、本を沢山読むといい。」そんな話しを聞いたことがあると思います。
娘は本が大好きで読書量も多い方でした。
どれくらい好きかというと、二宮金次郎のようににランドセルを背負って本を読みながら学校から帰ってくるほどでした。
しかし娘の場合、読書量と国語の文章読解の力が結びつかないことを学校から持ち帰るテストの結果が毎回証明していました。
その頃、娘が夢中になった本は、25巻まで発売されている『サーティーナイン・クルーズ』シリーズです。
次から次へ展開していくストーリーにドキドキワクワクが止まりません。
ソラノ家の学習方針
ソラノ家では子ども達の学習について、次のように考えています。
- 思いきり遊ぶことで、勉強でも夢中になれる力をつける。
- それぞれのいいタイミングで、小学生の時から中学数学と中学英語を家庭学習で先取りする。
- 大学に進学する場合は、目標を国公立の大学に定める。
そのため、小学校低学年では、通信教育・学習塾・英語教室を利用せず、学校から持ち帰るテストの復習で苦手な部分を理解できるようにしていました。
学校ではじめて学習することに興味をもって取り組んでほしい。
そして、その時間を大切にしてほしいと思っています。
国語の文章読解を得意にする勉強法との出会い
「娘が国語の文章読解が苦手で…」という相談は、学校の個人懇談で担任の先生に話す私のルーティーンになっていました。
そして、担任の先生から「本を沢山読んでいるから、もうすぐ伸びるでしょう!」と言われて終わります。
ところが、5年生の個人懇談で同じように「娘が国語の文章読解が苦手で…」と切り出すと
「公文の国語に通ってみてはどうですか?」
という具体的なアドバイス!
しかも塾を勧められるという予想外の流れ!!
よくよく話しを聞いてみると学校教諭になる前に公文教室の先生をされていて、その経験からの話しは興味深いものでした。
「公文では数学と英語が人気の教科です。
でも、私が一番おすすめだったのは国語です。
国語の力が伸びると、他の教科の力も伸びてきます。」
現場のリアルな声に、これは実践の価値あり!と思いました。
まずは、同じことを家庭学習でやってみようと考えます。
高校生になった娘が
「先生に、数学は高校になると計算力ではなく、問題を読み取る力や論証する力といった国語力がとても大事になる!って言われた。」
と話していました。
勉強法の実践と成果
公文の学習内容はプリントに取り組むことだと聞いたことがあったので、子どもが毎日取り組めそうな文章読解のドリルを何冊か書店で購入しました。
まずは1学年下の4年生用ドリルに取り組みます。
しかし、間違いが多くドリルによっては日々継続するには文章が長く大変そうでした。
そこで、2学年下の3年生用、かつ取り組む時間が短いものを探し、下の2つのドリルに絞りました。
もしガッツリ読みごたえのある文章題を好む場合は物足りないかもしれないので、他のドリルも検討されることをお勧めします。
スタートのハードルを下げたことで、2種類のドリルを3年生→4年生→5年生→6年生と無理のなく2年間毎日続けることができました。
その結果、国語テストの文章読解で困ることがなくなり、中学では国語が得意な科目になりました。
現在は6年生の弟が5年用ドリルに取り組んでいます。姉と違い読書量が少な過ぎて心配ですが、国語テストの文章読解は得意です。